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本音で生きる我が人生

ギプスを外したときに起きた悲劇

アキレス腱断裂から1ヶ月をすぎると、ギプスを外し、装具をつけることになる。

1ヶ月少し前、病院に治療に行ったとき悲劇が起こった。

先生にアキレス腱の状態を確認してもらい、「少し早いけど、ギプスを外しましょう」と言われ、確認のためにレントゲンを撮ることになった。

治療室から離れ、2階にあるにレントゲンに行ったときの出来事。

スタッフにレントゲン室を聞きくと、エスカレーターで上がって左に行けば、レントゲン担当者がいるので、声をかけてほしいと言われた。

言われるまま、エスカレーターに乗った。しかし、まだ松葉杖をついているのにエスカレーターに乗るのは至難の業だった。

無事にレントゲンを撮り、1階の治療室に戻ろうとエスカレーターに乗った。

でも自分の足が中央になかったので、ジャンプをして場所をずらそうとしたとき、後ろによろめき、断裂した方の脚を後ろについてしまった。

松葉杖1本が手から離れ、「ガタガタ」と音を立てて下に滑っていく。周りの人は何事が起きたのかとこちらを振り向く。

自分の右足には激痛が走っている。その瞬間「せっかくつきかけていたアキレス腱がきっと再び断裂したのではないか」という思いが頭をよぎった。

 

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