今年のふるさと納税も残り約1ヶ月になった。
たった2,000円の納税で豪華な返礼品をいただくけるのは、たいへんけっこうな話だ。
でもそんな中、名古屋市のふるさと納税の1つに、捨てられた犬猫の保護に充てる取り組みを進めている。
返礼品は、名古屋市からのオリジナルバッジや保護した動物の近況をまとめた冊子だという。
2016年度は全国から約1000万円近く集まり、同年度の犬の殺処分ゼロを実現。
今年度も10月末時点で、1300万円近くが寄せられているそうだ。
その昔、名古屋では年間約7,000匹の野犬を殺処分したことがあったという。
市動物愛護センターが16年度に保護した犬は220匹あまり。元の飼い主や貰い手が1週間現れなければ殺処分していたそうだが、寄付金をエサ代等に当てられ、飼育できているのだそう。
ただ、猫は数が多く、手間もかかるため殺処分ゼロは容易ではないようだ。
犬猫だって、命ある生き物。飼い主の身勝手な手放しや放置で、被害を被っている犬猫だっているだろう。
こういう取り組み、そして寄付をされる方はほんとに素晴らしいと思う。