エスカレーターを下まで滑っていった松葉杖は、優しいおばさんに拾ってもらい、痛さを我慢しながら治療室に向かいました。
しばらく待合室で待ち、治療室へ通されました。
「どうしました?」
「エスカレーターで右足をついてしまいました」
「えっえっ!?」
「もう一度レントゲン撮ったほうがいいですよね」といったら、「いえその必要はありませんよ。レントゲンでは腱は見えませんから」
では何の意味があって撮ったのだろう?とクエスチョンマークが頭の中をよぎります。
痛い目をしてやっと撮ったにも関わらず、意味ないじゃないかと心の底から怒りが・・・。
「触ってみた感じ、腱は大丈夫そうなので、装具をつけてみましょう」
装具(約10万円)
なんか、この医者ヤブか?と思いつつも装具をつけ、帰宅し
ました。